【夕刊】2026-07-24 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
本日24日の東京株式市場は、前日の米国株式市場が大幅続落した流れを引き継ぎ、日経平均株価は大幅反落となりました。前日の米国市場では、主要IT企業の決算を受けた人工知能(AI)への過剰投資懸念や、中東情勢の緊迫化による原油価格の急騰からインフレ再燃への警戒が高まり、主要株価指数が揃って下落しました。このリスク回避の流れが波及し、東京市場でも半導体関連をはじめとする値がさ株を中心に売りが先行する展開となりました。
日経平均の値動き
本日の日経平均株価の四本値は以下の通りです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 65584.25 |
| 高値 | 65720.813 |
| 安値 | 64201.031 |
| 終値 | 64611.148 |
日経平均株価は、前日比で大幅に下落して取引を開始しました。寄り付き直後に高値65720.813を付けた後は、米国でのハイテク株売りの動きを受けて東京市場でも利益確定を急ぐ動きが強まり、値を崩す展開となりました。午後に入ると、原油高による交易条件の悪化懸念なども重荷となり、一時64201.031まで下げ幅を拡大しました。取引終盤にかけては押し目買いの動きなどからやや下げ渋ったものの、買い戻しの勢いは限定的で、終値は64611.148と軟調な一日を終えています。
ドル円・金の動き
本日の外国為替市場および商品市場における主要データの推移は以下の通りです。
米ドル/日本円(USD/JPY)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 163.762 |
| 高値 | 163.94 |
| 安値 | 163.718 |
| 直近 | 163.771 |
金先物(COMEX・ドル建て)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 4053.4 |
| 高値 | 4054.1 |
| 安値 | 4024 |
| 直近 | 4036.4 |
外国為替市場のドル円は、163円台後半での推移となりました。朝方に片山財務相による円安牽制を目的とした口先介入発言が伝わったことで、一時163.718まで円が買い戻される場面が見られました。しかし、日米の金利差を意識した円売り圧力は根強く、売り一巡後は下げ渋る展開となり、直近では163.771近辺で取引されています。
ドル建て金先物相場は、前日のドル高を受けた利益確定売りが継続し、一時4024まで下落しました。ただ、中東情勢の地政学的リスクに伴う安全資産への需要も下支え要因として意識されやすく、直近は4036.4と一定の下げ渋りを見せています。
今晩〜明日の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
今晩から来週初めにかけて予定されている注目ニュースと、市場で意識されやすい影響について解説します。
重要度 中
1. 米国 7月購買担当者景気指数(PMI)速報値(今晩22:45発表)
米国の製造業およびサービス部門の景況感を示すPMI速報値が発表されます。PMIは景気の先行指標として注目度が高く、市場予想を上回る強い結果となれば、米景気の底できた粘り強さが好感される一方、FRB(連邦準備制度理事会)による利下げ開始時期が後ずれするとの懸念が意識される可能性があります。その場合、米長期金利の上昇やドル買い、株式市場への重荷となることが懸念されます。
重要度 中
2. 米国 6月新築住宅販売件数(今晩23:00発表)
米国の住宅市場は、個人消費や金利動向に大きな影響を与えるため、景気の健康状態を測る重要なバロメーターです。金利水準が高止まりする中でも新築住宅の販売が堅調であれば、米景気の底堅さが意識される一方、インフレ期待の再燃につながる可能性が考えられます。
重要度 中
3. 来週控える日米の金融政策発表への思惑
来週後半には、米FOMC(7月28〜29日)や日銀の金融政策決定会合(7月30〜31日)といった大イベントが控えています。本日は日本の新発2年国債利回りが高水準を維持するなど、国内の追加利上げに対する市場の織り込みが進みつつあります。これらの会合を前に、市場では持ち高を調整する動きや、金融政策の方向性を巡る思惑から神経質な展開が続く可能性があります。