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【夕刊】2026-07-27 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

本日の東京市場サマリー

週明け27日の東京株式市場で、日経平均株価は反発しました。前週末に大きく売られた反動から自律反発を狙った買い戻しが先行したほか、中東情勢を巡る過度な緊迫感が和らいだことで原油価格が急落し、投資家心理の改善につながりました。半導体関連株の一角が売られて指数の上値を抑える局面があったものの、内需系グロース株やゲーム関連株などへの物色が広がり、東証プライム市場の8割以上の銘柄が上昇する底堅い展開となりました。


日経平均の値動き

27日の日経平均株価は、前週末比320.04円高の64,931.191円と反発して取引を終えました。本日の値動きの詳細は以下の通りです。

指標 数値(円)
始値 65,164.98
高値 65,220.691
安値 64,123.398
終値 64,931.191

朝方は前週末の米国株安に伴う売りが一巡したあと、原油価格の下落を好感した買い戻しが入り、一時は65,220.691円まで上げ幅を広げる場面が見られました。その後、半導体関連銘柄の一部が軟調に推移したことが指数の重荷となり、利益確定の売りに押されて一時マイナス圏の64,123.398円まで下落する局面もありました。しかし、TOPIXが堅調に推移する中でプライム市場の値上がり銘柄数が全体の8割を超えるなど、市場内部の物色意欲は旺盛でした。今週は国内外で重要なイベントが多数予定されていることもあって上値追いには慎重さが見られたものの、下値では押し目買いがしっかりと入り、最終的にはプラス圏を維持して取引を終了しています。


ドル円・金の動き

本日ここまでの外国為替市場およびゴールド市場の動きは以下の通りです。

指標 始値 高値 安値 直近値
ドル円 (USD/JPY) 163.696 163.711 163.449 163.514
金先物 (COMEX) 4,097.5 4,119.3 4,085.8 4,099.6

ドル円は1ドル=163円台半ばで推移しました。地政学リスクの緩和に連れて「有事のドル買い」の姿勢がやや後退したことでドルを売る動きが入り、安値は163.449円まで下押しされました。しかし、今週後半に控える主要な金融政策決定会合を前にして様子見のムードも強く、直近値は163.514円と、全体としては方向感を欠くもみ合いに終始しています。

一方、ドル建て金先物相場は小幅な一進一退となりました。地政学的な緊張が一部で緩和したことが安全資産としての金の上値を抑える要因となった一方で、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)などの金融イベントを前に金利動向を見極めたいとする思惑から、持ち高調整の売り買いが交錯しました。高値は4,119.3ドル、安値は4,085.8ドルとなり、足元では4,099.6ドル付近で取引されています。


今晩〜明日の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

今後の取引に向けて意識されやすい、今晩から明日にかけての主な指標やイベントは以下の通りです。

重要度 中

1. 米・6月耐久財受注(速報値)(日本時間27日21:30発表)

今晩、米国の景気動向や企業の設備投資意欲を測る先行指標として注目される、6月の耐久財受注が発表されます。

  • 一般的に意識されやすい影響: 事前予想を上回る強い内容となれば、米景気の底堅さが改めて意識され、米長期金利の上昇やドル買い(円安)要因となる可能性があります。一方で、弱い内容であれば米国の景気減速懸念が強まり、金利低下やドル売り(円高)につながることも想定されます。

重要度 中

2. 米・7月消費者信頼感指数(日本時間28日23:00発表)

明日の夜には、米国の消費者マインドを示す重要なセンチメント指標である7月の消費者信頼感指数が公表されます。

  • 一般的に意識されやすい影響: 米国のGDPの大部分を占める個人消費の先行きを占う指標です。指数が好調であれば株式市場の下支え要因になりやすい一方で、需要の強さが意識されることでFRBの利下げ開始期待が後退し、金利上昇を通じて株式市場の上値を抑える可能性も考えられます。

重要度 高

3. 日米の金融政策決定会合(週後半)に向けた市場の思惑

今週は、28日〜29日に米国でFOMC、30日〜31日には日本銀行による金融政策決定会合が開催されます。

  • 一般的に意識されやすい影響: 日米の金融政策の今後のシナリオ(米国の利下げ時期や、日銀の国債買い入れ減額・追加利上げの有無など)を巡り、週前半から思惑が交錯しやすい環境にあります。これらの重要イベントを前にして投資家がポジションを調整する動きが、ドル円や株式相場のボラティリティを高める要因となる可能性があります。