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【夕刊】2026-07-31 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

本日の東京市場サマリー

本日の東京株式市場は、前日の米国市場で実質国内総生産(GDP)が市場予想を下回り、米利下げ期待が維持された流れを引き継いで買い優勢の展開となりました。国内では朝方に発表された7月の東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く)が前年同月比1.9%上昇と底堅い推移を示し、デフレ脱却への期待が相場を下支えしたとみられます。為替相場においてドル円が一時1ドル=160円台後半へとドル高・円安方向に振れたことも輸出関連株の追い風となり、日経平均株価は高い水準を保って今週の取引を終えています。

日経平均の値動き

本日の日経平均株価は、買いが先行し終日堅調な値動きを示しました。取引開始直後は前日終値近辺でもみ合いとなり、本日安値となる61,948.23円をつけましたが、その後は主力株を中心に買いの勢いが増しました。日中には上昇幅を大きく広げ、本日高値となる65,364.73円まで急伸する局面が見られました。

取引終盤にかけては、今晩に米国の重要な経済指標発表を控えていることから、週末を前にした利益確定売りが出てやや押し戻されたものの、終値は64,362.02円と高水準を維持して取引を終了しました。

本日の価格推移は以下の通りです。

指標 数値
始値 61957.102 円
高値 65364.73 円
安値 61948.23 円
終値 64362.02 円

市場では、好調な企業業績に対する期待が相場を牽引したとされる一方で、今夜発表の米インフレ関連データを見極めたいとする警戒感も意識され、取引後半の価格変動につながったと考えられます。

ドル円・金の動き

外国為替市場とコモディティ市場の動きは以下の通りです。

通貨ペア・コモディティ 始値 高値 安値 直近(現在値)
ドル円(USD/JPY) 159.599 160.878 159.353 160.322
金先物(COMEX) 4163.9 4170.7 4129.7 4135.8

ドル円は、始値の159.599円から上昇し、本日高値160.878円を記録しました。東京都区部CPIの上昇を受けて日銀の追加利上げ観測が強まったものの、日米の広範な金利差を背景としたドル買い・円売りの勢いは根強く、直近値でも160.322円付近での推移となっています。

一方、ドル建て金先物(COMEX)相場は軟調に推移しました。始値の4163.9ドルから高値4170.7ドルまで上昇した後は利益確定の売りに押され、安値4129.7ドルまで売られる局面がありました。直近値は4135.8ドルとなっており、米国の重要指標発表を前にドル高基調となったことが、金価格の重しとなった可能性があります。

今晩〜明日の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

今晩から明日(日本時間)にかけて発表が予定されている、海外市場の主な経済指標と市場への影響は以下の通りです。

重要度 中

1. 米国の第2四半期 雇用コスト指数(ECI)

  • 発表予定: 日本時間 7月31日 21:30
  • 想定される影響: ECIはFRBがインフレ判断で重視する労働コストの指標です。伸び率が事前予想を下回れば、賃金インフレの沈静化と受け止められ、利下げ期待から米国株の上昇やドル安・円高要因になり得ます。逆に予想を上回る強い結果となれば、金利上昇やドル買い・株安を招く可能性があります。

重要度 高

2. ユーロ圏の7月 消費者物価指数(CPI、速報値)

  • 発表予定: 日本時間 7月31日 18:00
  • 想定される影響: ECBの追加利下げのペースを探る重要な手がかりです。インフレが減速していれば欧州株の下支えやユーロ売り、予想を上回れば利下げへの警戒感からユーロ買い・欧州株安の展開が想定されます。

重要度 中

3. 米国の7月 ミシガン大学消費者態度指数(確報値)

  • 発表予定: 日本時間 7月31日 23:00
  • 想定される影響: 消費者の景況感に加え、期待インフレ率の動向が注目されます。期待インフレ率の低下が確認されればインフレ期待の落ち着きを意味し、市場にとって好ましい材料(株高・金利低下)として意識される可能性があります。