【夕刊】2026-08-05 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
本日の東京市場サマリー
2026年8月5日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に続伸しました。前日の米国市場において、中東情勢の外交的解決への期待から原油価格が下落し、米長期金利が低下したことで主要3指数が揃って最高値を更新した流れを引き継ぎました。投資家心理が大きく改善するなか、東京市場でも半導体関連や指数寄与度の高い値がさ株を中心に買いが集中する展開となりました。
日経平均の値動き
本日(2026-08-05)の日経平均株価の取引データは以下の通りです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 64,565.27円 |
| 高値 | 66,302.523円 |
| 安値 | 64,555.52円 |
| 終値 | 66,300.438円 |
日経平均株価は、米国株の上昇や投資家心理の改善を背景に、寄り付きから買いが先行して始まりました。取引時間中としては約2週間ぶりとなる6万6,000円の大台をあっさりと回復すると、その後も上げ幅を拡大し一時2,000円以上値を上げる急騰となりました。本日発表の好決算銘柄に対する活発な物色も相場全体のサポート要因になったと考えられます。大引けにかけても高値圏を維持し、ほぼ本日の高値となる66,300.438円で取引を終了、力強い買い戻しの動きが見られた一日となりました。
ドル円・金の動き
本日(2026-08-05)の外国為替市場およびドル建て金先物(COMEX)の動きは以下の通りです。
外国為替(USD/JPY)
- 始値:157.78
- 高値:157.809
- 安値:157.298
- 直近:157.602
ドル円相場は、株高に伴うリスクオンの「円売り」と、中東の緊張緩和懸念の後退による「ドル売り」の思惑が拮抗する展開となりました。前日には日米協調介入への警戒感や米長期金利の低下から一時157円台前半まで円高が進む局面もありましたが、本日は157円台後半を中心にもみ合う動きとなり、一方向への偏りは限定的でした。
金先物(COMEX・ドル建て、1トロイオンスあたり)
- 始値:4,133.8ドル
- 高値:4,237.8ドル
- 安値:4,121.6ドル
- 直近:4,234.4ドル
金先物価格は上昇し、直近値は4,234.4ドルと高い水準を推移しています。中東情勢の和解期待から安全資産としての需要は一部で一服したものの、米長期金利の低下を受けて金利を生まない代替資産としての金の優位性が意識され、投資マネーが流入しやすくなったと考えられます。
今晩〜明日の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
今晩から明日(2026年8月6日)にかけての市場で、注目が集まりやすいイベントは以下の通りです。
重要度 高
1. 米7月ADP雇用統計の発表(日本時間5日 21:15)
- 市場予想:前月比 6.5万人増(前回 9.8万人増)
- 一般的に意識されやすい影響:米国の民間部門における雇用増減を示す指標で、週末に発表される政府の「非農業部門雇用者数(NFP)」を占ううえで重要視されます。予想を上回る強い結果となった場合は、労働市場の引き締まりから米長期金利の上昇やドル買い(円安)を誘発する可能性があります。一方、予想を下回る場合は米利下げ期待が強まり、株価の下支え要因になり得ます。
重要度 中
2. 米7月ISM非製造業景況指数の発表(日本時間5日 23:00)
- 市場予想:54.5(前回 54.0)
- 一般的に意識されやすい影響:米国のGDPの多くを占めるサービス業などの景況感を示す代表的な指数です。景気の分岐点とされる「50」を上回る推移が予想されていますが、数値が市場予想より強ければ米景気の底堅さを評価する流れとなりやすく、下回る場合は景気の減速感から市場に警戒感が広がる可能性があります。
重要度 中
3. 国内主要企業の4-6月期決算発表(明日6日)
- 主な発表予定:取引時間中に東レ(3402)、NTT(9432)、大引け後にレーザーテック(6920)など
- 一般的に意識されやすい影響:現在、国内企業の決算発表が集中するピーク期を迎えています。特に市場の注目度が高い半導体関連企業や大手通信キャリアなどの決算数値、および通期業績見通しの上方修正や株主還元策の有無は、個別銘柄の株価だけでなく、日本市場全体のセンチメントや物色動向に大きな影響を与える可能性があります。