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【夕刊】2026-08-07 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

本日の東京市場サマリー

8月7日の東京株式市場は、前日の米国株式市場がインフレへの警戒感や金利上昇に伴って下落した流れを引き継ぎ、利益確定売りが先行する展開となりました。また、日本時間の今晩に米国の重要な経済指標である7月雇用統計の発表を控えていることから、週末特有のポジション調整や様子見ムードが強まり、上値の重い一日となりました。

日経平均の値動き

本日の日経平均株価の主要数値は以下の通りです。

項目 値(円)
始値 65,746.133
高値 65,990.719
安値 64,651.488
終値 65,606.711

取引開始直後は前日比で軟調にスタートし、一時的な下押し局面では安値64,651.488円まで売られる場面が見られました。中東情勢の緊迫化を背景としたエネルギー価格の高騰や、米連邦準備理事会(FRB)の引き締め長期化に対する懸念から、投資家のリスク回避姿勢が意識されやすい環境でした。もっとも、売り一巡後は値ごろ感を意識した押し目買いや、ショートポジションのカバーが入ったとみられ、徐々に下げ幅を縮小。大引けにかけては高値65,990.719円に迫るなど下げ渋る展開となり、終値は65,606.711円で取引を終えました。

ドル円・金の動き

本日の外国為替市場におけるドル円相場、および商品先物市場におけるドル建て金先物の主要数値は以下の通りです。

ドル円相場(USD/JPY)

項目 値(円)
始値 158.452
高値 158.576
安値 158.208
直近 158.36

外国為替市場でのドル円相場は、1ドル=158円台半ばの狭いレンジ内で推移しました。今晩の雇用統計発表を前に積極的な取引は買い手・売り手ともに手控えられたとみられます。一方で、昨晩からの地政学的緊張やそれに伴うドルへの底堅い需要が下支えとなり、下値の限定的なもみ合いが続いています。

金先物(COMEX・ドル建て)

項目 値(ドル)
始値 4,298.3
高値 4,354.2
安値 4,288.0
直近 4,349.0

商品先物市場における金先物相場は上昇基調を辿り、直近値では4,349ドル近辺へと値を戻しました。中東情勢の不確実性が警戒されていることや、原油上昇に起因する物価高に対する懸念が根強い中、利息のつかない安全資産である金に対して資金が流入しやすくなったと考えられます。

今晩〜明日の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

今晩から明日にかけて、週明けの相場展開を方向付ける極めて重要な海外の経済指標やイベントが控えています。

重要度 高

1. 米7月雇用統計の発表(今晩 21:30)

今晩発表される米雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが前月の5.7万人から8.0万人へと加速し、失業率は4.2%で据え置かれると予想されています。

  • 一般的な市場への影響: 雇用者数や平均時給の上昇率が市場予想を上回って「強い」内容となった場合、米国のインフレ懸念や追加利上げ観測が一段と強まり、米長期金利の上昇やドル高、株式市場の重石となる可能性があります。一方で「弱い」内容であれば、利上げへの警戒感は後退するものの、極端な下振れは今度は米景気の急減速(リセッション)懸念を呼び起こす可能性があるため、市場の解釈を慎重に見極める必要があります。

重要度 中

2. 米6月消費者信用残高の発表(明日未明 4:00)

個人のクレジットカード利用やローン状況を示す指標であり、米国の消費者マインドの底堅さを測る手がかりとなります。

  • 一般的な市場への影響: 高金利が続く中での米国の個人消費の強度を測る上で重要です。信用残高が予想以上に増えている場合は、個人消費が底堅いことを示すと受け取られる一方、金融引き締め下での過熱感が意識されやすくなる側面もあります。

重要度 中

3. 地政学的リスクおよび原油価格の動向

中東における和平協議などの進展・停滞が、引き続き市場の不透明要因となっています。

  • 一般的な市場への影響: 週末にかけて地政学的な緊迫感が高まった場合、原油価格がさらに押し上げられ、週明けの市場でインフレ懸念を起点とするリスクオフの株売りが進むシナリオが意識されます。同時に、週をまたぐリスクを回避するために安全資産であるドルや金への逃避需要が週明けの市場でさらに刺激される可能性があります。