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【夕刊】2026-08-13 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

本日の東京市場サマリー

13日の東京株式市場は、前日の米国市場で発表された7月の米消費者物価指数(CPI)が概ね市場予想通りの結果となったことを受け、米国の追加利上げ観測が後退した安心感から買いが先行しました。日経平均株価は一時、前日終値を大きく上回る局面も見られましたが、その後は高値警戒感からの利益確定の売りに押されるなど、方向感を模索する展開となりました。また、為替市場では政府による追加利上げの容認姿勢なども一部で伝わり、やや円高に振れるなど神経質な値動きが意識されています。

日経平均の値動き

本日の日経平均株価の値動きは以下の通りです。

指標 数値
始値 68,033.172
高値 68,799.711
安値 68,006.172
終値 68,308.594

本日の日経平均株価は、前日の米国株が主要株価指数揃って底堅く推移した流れを好感し、68,033.172円と前日を上回る水準で取引を開始しました。寄り付き直後から徐々に上げ幅を広げる展開となり、日中の高値は68,799.711円に達しました。

しかし、急ピッチな上昇に対する警戒感や心理的な節目での利益確定売りが上値を抑える要因となりました。さらに、午後はアジア時間の外国為替市場におけるドル円の不安定な動きも嫌気され、安値68,006.172円まで押し戻される場面もありました。その後は取引終了にかけて買い直され、終値は68,308.594円と、始値水準を上回る形での着地となりました。

ドル円・金の動き

本日の外国為替市場における米ドル/円相場、および商品市場におけるドル建て金先物の値動きは以下の通りです。

指標 始値 高値 安値 直近(現在値)
USD/JPY 159.398 159.488 159.172 159.401
金先物(ドル建て) 4,468.8 4,509.1 4,425.6 4,435.5

ドル円:159円台半ばで強弱材料が拮抗

前日の米CPI発表直後に進んだドル売り・円高の流れを一部引き継ぎ、本日午前中の取引では一時159.172円まで下落する場面が見られました。また、日本政府が秋以降の追加利上げを容認するとの見方が市場で広がったことも円買いの支えとなったと考えられます。一方で、依然として中東の地政学リスクを警戒した「有事のドル買い」圧力も意識されており、下値も堅く、直近では159.401円付近まで押し戻されるなど、レンジ内での推移にとどまっています。

金先物:上値の重い展開

ドル建て金先物は、米金利の低下期待やインフレ警戒感を背景に、一時4,509.1ドルまで上昇しました。しかし、利益確定目的の売りに押されたことに加え、他のコモディティ市場の弱さなども重石となり、安値4,425.6ドルまで下落する荒い展開となりました。直近では4,435.5ドル付近での推移となっています。

今晩〜明日の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

今晩から明日にかけて、海外市場で予定されている主要な経済指標の発表が相次ぎ、市場の変動要因となる可能性があります。

重要度 高

1. 米国:7月生産者物価指数(PPI)の発表(13日 21:30)

今晩、米国の7月生産者物価指数(PPI)が公表されます。消費者物価指数(CPI)に続く物価指標として注目されています。

  • 一般的に意識されやすい影響: PPIが市場予想を上回る強い結果となれば、卸売段階でのインフレ圧力の根強さが警戒され、金利高・ドル高(円安)要因となる可能性があります。逆に、インフレが落ち着いていることを示せば、FRBによる金利据え置きや早期の利下げに向けた議論を後押しし、ドル安(円高)や株式市場へのポジティブな要因として意識されやすいと考えられます。

重要度 中

2. 米国:新規失業保険申請件数(13日 21:30)

米国の労働市場の健康状態を測るための週次指標です。

  • 一般的に意識されやすい影響: 申請件数の急増などによって労働市場の急激な減速が意識された場合、市場では利下げへの期待が高まる一方で、景気後退への懸念も台頭しやすくなります。現状維持の良好なデータが続けば、米国景気の堅調さを好感する動きにつながる可能性がある一方、金利が高止まりするとの見方も生じやすく、市場の反応は一時的に交錯することがあります。

重要度 中

3. 米国:7月小売売上高の発表(14日 21:30)

米国の個人消費の最新の動向を示す重要な景気指標です。

  • 一般的に意識されやすい影響: 小売売上高が強い伸びを示した場合、個人消費の旺盛さが確認され、景気に対する楽観論が広がりやすくなります。これは株価の支援材料になり得る一方、インフレの再燃懸念から金利上昇(ドル買い)を招くケースも考えられます。弱い内容となった場合は景気減速懸念が強まり、リスクオフの株安やドル安に傾きやすくなります。

重要度 中

4. 米国:8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の発表(14日 23:00)

米国の消費者のセンチメントや、将来のインフレ期待(期待インフレ率)を調査した指標です。

  • 一般的に意識されやすい影響: 消費者の景況感が改善していれば株式市場に安心感をもたらしますが、同時に「期待インフレ率」の数値が上昇すると、長期のインフレ定着への警戒感から金利に上昇圧力がかかる可能性があります。期待インフレ率の低下がみられれば、インフレ終息期待が高まり、金融緩和に向けた市場の期待を刺激する要因となります。