【朝刊】2026-08-13 米国市場まとめ|出来高TOP5・ドル円・金
昨夜の米国市場は、前日に発表されたインフレ指標である7月消費者物価指数(CPI)の結果などを受け、全体として一方向への明確な方向感が出にくいもみ合いの展開となりました。市場ではインフレ圧力が一定の落ち着きを見せているとの見方がある一方、本日以降に控える経済指標の結果を見極めたいとする手控えムードも意識されています。為替市場ではドル円が159円台半ばで小幅に上下するなど、小動きにとどまりました。
米国株 出来高TOP5
米国市場(データ更新: 2026-08-11 16:16:00 US/Eastern)の出来高上位5銘柄は以下の通りです。
| 順位 | ティッカー | 株価 | 騰落率 | 出来高 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | OMH | $0.1145 | 29.9659% | 350,243,870 |
| 2 | PLAG | $5.71 | 909.3689% | 188,628,472 |
| 3 | INTC | $97.71 | 0.1948% | 163,312,805 |
| 4 | MREO | $0.3055 | 12.1512% | 162,446,721 |
| 5 | PLUG | $2.22 | 5.2133% | 145,404,843 |
出来高上位になった背景
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OMH(オーマイホーム) 同社は8月11日、50対1の株式併合(シェアコンソリデーション)およびガバナンス変更の是非を問うため、8月20日に臨時株主総会を開催することを発表しました。これに伴う思惑や、資本構成の変化に対する市場の関心が、取引の急増につながったとみられています。
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PLAG(プラネット・グリーン・ホールディングス) 8月11日、乳児用粉ミルクや栄養補助食品などに使われる牛乳由来のタンパク質「ラクトフェリン」のグローバルな調達および販売事業を開始したと公表しました。さらに、同社子会社の広告代理店が中国のAI大手「iFLYTEK(アイフライテック)」との間で複数年にわたるデジタルマーケティング契約を締結したことも同時に報じられており、これらの事業領域拡大の動きが市場で注目を集めました。
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INTC(インテル) 米国の半導体大手の同社は、個別での直接的な新材料の発表はみられなかったものの、半導体セクター全体のボラティリティや流動性を背景に、引き続き市場の活発な売買対象となりました。
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MREO(ミレオ・バイオファーマ・グループ) 8月11日に2026年第2四半期決算を発表し、純損失の赤字幅が縮小したことが示されました。また、米バイオ製薬企業の「Sentynl Therapeutics社」との間で、呼吸器疾患治療薬候補「アルベレスタット」の米国における商業化権および世界的製造権に関するオプション・ライセンス契約を締結したことを同時に発表しており、事業進展への期待が取引増加を促しました。
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PLUG(プラグ・パワー) 8月10日に発表した第2四半期決算において、売上高が市場予想を上回ったほか、粗利益率が損益分岐点付近まで大幅に改善したことが明らかになりました。加えて、2026年通期の売上高成長率見通しを従来の「13〜15%」から「15〜16%」へと上方修正したことが評価され、引き続き取引を活発化させました。
ドル円・金の値動き
昨夜(2026年8月12日クローズ時点)の外国為替市場および金先物市場の取引データは以下の通りです。
外国為替市場(USD/JPY)
- 始値:159.398
- 高値:159.454
- 安値:159.384
- 終値:159.412
ドル円相場は、7月末に実施された政府・日銀による為替介入の影響などで一時155円台まで円高に振れたものの、その後は日米の金利差やファンダメンタルズが改めて意識され、再び159円台へ戻る歩調をたどっています。足元では経済指標の発表を見極めたいとする姿勢から、狭いレンジでのもみ合いが続いています。
金先物市場(COMEX・ドル建て)
- 始値:4468.8
- 高値:4470.3
- 安値:4460.1
- 終値:4460.6
ドル建ての金先物相場は、4460ドル台での推移が続いています。米国の経済指標発表を前に金利動向を注視する局面となっており、金利を生まない資産である金に対して、高値圏での利益確定売りと地政学的リスクを背景にした押し目買いが交錯する展開となっています。
本日・今夜の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
日本時間である8月13日(本日)から明日にかけて、市場の注目度が高い以下の経済指標やイベントが予定されています。
重要度 高
1. 米国の7月卸売物価指数(PPI)発表
- 発表時間: 8月13日(木)午後9時30分(日本時間)
- 一般的に意識されやすい影響: 卸売段階での物価変動を示すPPIは、消費者物価指数(CPI)の先行指標としての性質を持っています。今回の結果が市場の事前予想を上回った場合、インフレへの根強い警戒感が再燃し、米国の長期金利上昇やドル買い、米国株式市場の調整を促す要因となる可能性があります。逆に落ち着きが確認されれば、FRBによる利下げ期待をサポートする材料になると考えられます。
重要度 中
2. 米国の新規失業保険申請件数発表
- 発表時間: 8月13日(木)午後9時30分(日本時間)
- 一般的に意識されやすい影響: 週ごとの労働市場の状況をタイムリーに示す指標として重視されます。申請件数が想定以上に増加した場合、雇用環境の急速な冷え込みが意識され、米国の景気減速(リセッション)への懸念が強まる可能性があります。これは金利低下要因として、為替のドル安円高や株式市場の重しとなる要因になり得ます。
重要度 高
3. 英国の第2四半期(4-6月期)実質GDP速報値発表
- 発表時間: 8月13日(木)午後3時00分(日本時間)
- 一般的に意識されやすい影響: 英国の景気回復ペースを推し量る上で最も注目される指標です。成長率が堅調であれば、イングランド銀行(BOE)による今後の利下げ慎重論につながり、英ポンド相場の下支えや欧州株式市場のボラティリティ向上を促す可能性があります。