【夕刊】2026-08-18 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
本日の東京市場サマリー
17日の米国市場で中東の地政学リスク高まりを背景に原油価格が上昇し、主要3株価指数が下落した流れを受け、本日の東京株式市場は売り優勢の展開となりました。好調な米景気指標を背景とした米長期金利の上昇や、インフレ再加速への警戒感が投資家心理の重荷となっています。日経平均株価は取引開始直後こそ小幅に買われる場面もありましたが、その後は主力株を中心に売りが波及し、終盤にかけて下げ幅を拡大する軟調な一日となりました。
日経平均の値動き
本日の日経平均株価の主要数値は以下の通りです。
| 指標 | 数値(円) |
|---|---|
| 始値 | 68,847.352 |
| 高値 | 69,093.203 |
| 安値 | 67,368.961 |
| 終値 | 67,460.727 |
始値は68,847.352円と、売り買いが交錯する中でスタートしました。一時的に69,093.203円まで上昇したものの、その後は利益確定売りに押されました。中東情勢の緊迫化に伴う原油高がインフレ長期化への懸念を想起させ、ハイテク株を中心に売り圧力が強まりました。午後には一段と下落し、安値67,368.961円を付け、終値は安値に近い67,460.727円と、極めて軟調な取引終了となりました。
ドル円・金の動き
ドル円(USD/JPY)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 159.378 |
| 高値 | 159.779 |
| 安値 | 159.304 |
| 直近 | 159.731 |
為替市場のドル円は、159.378円で取引を開始した後、米長期金利が4.72%台へと上昇したことを手がかりにドル買い・円売りが優勢となりました。一時159.779円まで上昇するなど、日米金利差の拡大を意識した推移が続いています。
金先物(COMEX・ドル建て)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 4,473.4 |
| 高値 | 4,493.1 |
| 安値 | 4,441.4 |
| 直近 | 4,453.5 |
商品先物市場の金先物相場は、始値4,473.4ドルから一時4,493.1ドルまで上値を追いました。中東情勢の緊迫化による「安全な資産」への資金避難需要が意識されたものの、ドル高や米金利上昇が上値を抑え、安値4,441.4ドルまで押し戻される場面もありました。直近では4,453.5ドルと、もみ合いの動きとなっています。
今晩〜明日の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 米FOMC議事要旨の公表(8月19日 27:00 / 8月20日 03:00)
先月開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されます。FRB(連邦準備制度理事会)が将来的な利下げに対してどのような議論を交わしたのかが大きな注目点です。
- 一般的に意識されやすい影響: 利下げに慎重なタカ派的意見が目立てば、米金利の上昇やドル高を招き、株式市場の調整要因となる可能性があります。一方で、早期利下げに前向きな姿勢が示されれば、金利低下を伴って株式市場に安心感が広がる可能性があります。
重要度 中
2. 日本6月機械受注(8月19日 08:50)
明日朝、民間企業の設備投資動向の先行指標となる、日本の6月機械受注(船舶・電力を除く民需)が発表されます。
- 一般的に意識されやすい影響: 企業の投資意欲が旺盛であることが示されれば(市場予想を上回るなど)、国内景気の拡大期待から日本株の下支え要因となる可能性があります。一方で、予想を下回れば国内投資の冷え込みが意識され、相場の重荷となることが懸念されます。
重要度 中
3. 米7月新設住宅着工件数・建設許可件数(8月18日 21:30)
今晩、米国の景気動向を敏感に反映する住宅指標(7月の新設住宅着工件数および建設許可件数)が発表されます。
- 一般的に意識されやすい影響: 強い結果となれば米国経済の底堅さが意識されて金利上昇を促し、ドル高につながる可能性があります。反対に、弱い結果となれば利下げ期待が維持されやすく、株式市場を一時的に支える要因となることも想定されます。