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【夕刊】2026-08-20 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

本日の東京市場サマリー

2026年8月20日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発しました。前日の米国市場において、米財務省が長期国債の買い戻し(バイバック)増額を発表したことで米長期金利が低下し、主要株価指数が堅調に推移した流れを引き継ぐ形となりました。前日までの下落によって売り込まれていた主力株を中心に自律反発を狙った買い戻しが優勢となり、取引開始直後から幅広い銘柄に買いが広がりました。


日経平均の値動き

本日の日経平均株価の主要数値は以下の通りです。

項目 値(円)
始値 65,732.789
高値 66,325.32
安値 65,652.25
終値 66,216.789

前営業日比で890円を超える大幅な値上がりとなり、一時は節目の66,000円台を大幅に上回る局面も見られました。米国市場における長期金利の急低下が好感され、成長株(グロース株)を中心にリスク選好の姿勢が強まったと考えられます。また、アジア近隣市場の堅調な値動きも投資家心理の支援材料となり、高値圏を維持したまま本日の取引を終えました。


ドル円・金の動き

本日の外国為替市場におけるドル円相場および金先物市場の動きは以下の通りです。

外国為替市場(USD/JPY)

項目 値(円)
始値 158.11
高値 158.731
安値 158.012
直近 158.339

為替市場では、前日の米長期金利の急低下に伴ってドル売り・円買いが進む場面があり、一時158.012円まで下落しました。その後、7月に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨にて一部のタカ派的な見解(インフレが十分に鈍化しない場合の引き締め継続など)が示されたことが意識され、買い戻される展開となりました。直近では158.339円付近での推移となっています。

金先物(COMEX・ドル建て)

項目 値(ドル/トロイオンス)
始値 4,580
高値 4,583.8
安値 4,534.8
直近 4,549.8

コメックス(COMEX)金先物価格は、始値4,580ドルから一時4,583.8ドルまで高値を切り上げました。米国の金利低下を受けて金利を生まない資産である「金」の相対的な妙味が意識されたことが要因と考えられます。その後は利益確定売りに押される局面もあり、直近では4,549.8ドル付近で取引されています。


今晩〜明日の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

今晩から明日(8月21日)にかけて発表される、市場での関心が高い経済指標やイベントを紹介します。

重要度 高

1. 日本の7月全国消費者物価指数(CPI)(8月21日 8:30)

総務省より日本の7月の消費者物価指数(CPI)が発表されます。今回より「2025年基準」を適用した新たなウエイトに基づく集計結果が公表されるため、インフレ動向を精査する上で特に注目を集めています。

  • 一般的に想定される影響: 市場予想を上回る物価上昇圧力が示された場合、日銀のさらなる追加利上げ観測が強まる可能性があります。その場合、外国為替市場では円高、株式市場では一時的な株安要因として意識されやすいと考えられます。一方で、想定を下回る推移となった場合は金融緩和環境の長期化期待から、円安・株高の方向へ動く可能性があります。

重要度 中

2. 米国・8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(8月20日 21:30)

米国の景気動向を早期に反映する景気循環指標として注目される、フィラデルフィア連銀による製造業の景況感指数です。

  • 一般的に想定される影響: 米国の実体経済の底堅さを占う上で先行性の高い指標とされています。市場の事前予想(25.0程度)を大きく上回る好調な結果となれば、米景気の悪化懸念(リセッション懸念)が後退し、金利上昇・ドル買い要因となる可能性があります。予想を下回る急悪化が見られた場合には、FRBによる早急な利下げが意識され、米長期金利のさらなる低下やドル安を促すと考えられます。

重要度 中

3. 米国・新規失業保険申請件数(8月20日 21:30)

週次で発表される米国の労働市場指標です。直近の雇用情勢に過度な減速が見られないか、投資家の関心を集めています。

  • 一般的に想定される影響: 失業保険の申請件数が予想(21.2万件程度)に比べて少なく推移した場合、雇用市場の底堅さが示されるため利下げ観測の後退を伴う金利上昇・ドル高要因になりやすいとされます。逆に、件数が予想を大幅に上回って増加した場合は雇用悪化への警戒感が強まり、金融緩和への期待感が高まることで米金利低下・ドル安につながる可能性があります。