【夕刊】2026-09-16 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
本日の東京市場サマリー
2026年9月16日の東京株式市場で、日経平均株価は終値63,923円と、本日高値で取引を終えました。今晩(日本時間17日未明)に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利発表や、翌日から始まる日銀金融政策決定会合という日米の重要イベントを前に、市場では持ち高調整と押し目買いが交錯しました。一時的に売りが先行する場面もありましたが、下値の堅さが意識されると取引終盤にかけて一段高となり、市場の地合いの強さが改めて示されました。
日経平均の値動き
本日の日経平均株価の値動きは以下の通りです。
| 指標 | 価格 |
|---|---|
| 始値 | 63672.129円 |
| 高値 | 63923円 |
| 安値 | 63209.922円 |
| 終値 | 63923円 |
朝方は買い先行で始値63672.129円をつけた後、一時は利益確定売りに押され、安値63209.922円まで押し戻される局面がありました。しかし、下値では押し目買いが活発化し、徐々に下げ幅を縮小。午後に入ると買いが優勢となり、引けにかけては本日の高値である63923円をつけ、そのまま「高値引け」となりました。日米の金融政策発表を前に市場の警戒感もありつつ、先行きへの期待感が下値を支えたと考えられます。
ドル円・金の動き
本日ここまでの外国為替市場および金先物市場(COMEX)の動きは以下の通りです。
USD/JPY(ドル円)
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 155.081円 |
| 高値 | 155.49円 |
| 安値 | 154.877円 |
| 直近 | 155.146円 |
本日のドル円相場は、1ドル=155円台を挟む一進一退の推移となりました。始値155.081円からスタートし、一時154.877円まで円高が進む場面があったものの、その後は買い戻されて高値155.49円をつけました。FOMCや日銀会合といった大イベントを目前に控えていることから、市場では様子見ムードが強く、直近では155.146円近辺での小幅な値動きにとどまっています。
金先物(COMEX・ドル建て)
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 4333.5ドル |
| 高値 | 4394.8ドル |
| 安値 | 4315.2ドル |
| 直近 | 4384.3ドル |
ニューヨーク金先物相場は、上昇基調をたどりました。始値4333.5ドルから安値4315.2ドルまで一時軟化したものの、その後は押し目買いが膨らんで高値4394.8ドルまで上昇。直近でも4384.3ドル付近と堅調な値動きを見せています。日米の金融政策発表を控え、リスク回避やインフレヘッジとしての「金」への関心が意識されている可能性が考えられます。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
直近で市場が意識している注目の経済指標およびイベントです。
重要度 高
1. 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表(日本時間2026年9月17日 3:00)
米国時間9月15日〜16日にかけて開催されているFOMCの結果が、日本時間17日の午前3時に発表されます。その後、午前3時30分からはFRB議長による記者会見が予定されています。今回の会合では今後の利下げペースや金利見通し(ドットチャートなど)に注目が集まっています。一般的に、金融政策の見通しが市場の期待と比べて引き締め寄り(タカ派)と受け止められた場合は米長期金利の上昇やドル高・株安につながりやすく、緩和寄り(ハト派)な内容であればドル安・株高要因として意識されやすくなります。
重要度 高
2. 日銀金融政策決定会合・政策金利発表(日本時間2026年9月18日 日中・時間未定)
日本銀行は9月17日〜18日に金融政策決定会合を開催し、最終日である18日の日中に政策金利の決定内容を発表します。同日午後には植田和男総裁の記者会見も行われます。追加利上げのタイミングや国債買い入れの減額ペースなど、政策の正常化に向けたスタンスが注目されています。一般的に、日銀が利上げに前向きなタカ派姿勢を示した場合は円高・株安要因となりやすく、慎重なハト派姿勢を維持した場合は円安・株高要因として受け止められやすくなります。
重要度 中
3. 米国 8月輸出入物価指数(日本時間2026年9月16日 21:30)
日本時間今晩21時30分(現地時間16日8時30分)に、米国の8月輸出入物価指数が発表されます。この指標はインフレ動向を占う先行指標の一つです。一般的に、輸入物価が予想を上回って上昇した場合はインフレの根強さが意識され、米国の高金利環境が長引くとの見方からドル高・株安を招きやすくなります。逆に予想を下回れば、インフレ沈静化観測からドル安・株高の支援材料となる可能性があります。