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【夕刊】2026-09-18 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

本日の東京市場サマリー

2026年9月18日の東京株式市場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に続き、日本銀行が事前の市場予想通り政策金利を1.25%に引き上げることを決定しました。しかし、決定会合における票割れ(賛成7、反対2)や植田総裁の会見内容などから、追加の利上げペースの急加速に対する懸念がやわらいだ(ハト派的である)と受け止められ、安心感から買い注文が大きく膨らみました。外国為替市場で一時158円に迫る大幅な円安が進行したことも追い風となり、日経平均株価は一時前日比で急伸して大台を回復。来週前半の5連休(シルバーウィーク)を控えた利益確定の売りに押される場面もありましたが、終値ベースでも65,000円台を維持して取引を終了しました。


日経平均の値動き

本日の日経平均株価の主要数値は以下の通りです。

指標 数値
始値 64,681.551
高値 65,436.570
安値 64,403.852
終値 65,018.949

日経平均株価は、前日の金融政策イベントを無難に通過したことによる安心感から買い先行でスタートしました。 市場の最大の注目点であった昼頃の日銀の金利発表では、予想通り1.25%への利上げが決定されたものの、据え置きを主張する反対票が2票投じられたことが判明。これにより「追加利上げを急ぐわけではない」との見方が広がり、後場に入ると上げ幅を急速に拡大して一時65,436.570円まで買い進まれました。 取引終盤にかけては、来週前半に祝日(敬老の日、国民の休日、秋分の日)が重なることによる大型連休を控え、ポジション調整や利益確定の売りが上値を抑えましたが、終値でも堅調な地合いを維持しました。


ドル円・金の動き

外国為替市場のドル円(USD/JPY)は、以下の水準で推移しました。

指標 数値
始値 155.913
高値 158.054
安値 155.864
直近 157.797

日米双方の中央銀行が金利を引き上げる異例の展開となったものの、日銀の意思決定における票割れや、植田総裁の慎重な姿勢が市場で消化される形で「材料出尽くし」の円売り・ドル買いが加速しました。一時158.054円までドルが急騰し、その後も円安基調が意識される展開となっています。

コモディティ市場のドル建て金先物価格(COMEX)の値動きは以下の通りです。

指標 数値
始値 4,381.6
高値 4,439.8
安値 4,372.2
直近 4,414.0

金先物市場は、世界的な地政学的リスクへの懸念や中央銀行の利上げ局面による影響が交錯する中、一進一退の展開となりました。インフレへの警戒や米国債務の拡大懸念などを背景に、安全資産としての金への根強い需要が意識され、直近でも4,414ドル付近での底堅い動きを見せています。


今後の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

重要度 高

1. シルバーウィークによる東京市場の3日間休場(2026年9月21日〜9月23日)

一般的に意識されやすい影響: 日本では9月21日(月・敬老の日)、22日(火・国民の休日)、23日(水・秋分の日)の3日間、祝日のため東京株式市場が休場となります(土日を合わせて5連休)。この休場期間中も海外市場は通常通り取引が行われるため、海外で重大な経済指標の発表や突発的な地政学的イベントが発生した場合、日本の投資家はリアルタイムでの対応が難しくなります。連休明けの9月24日(木)には、休場中に蓄積された注文が一気に消化されるため、取引開始直後に大きな価格変動(窓開けなど)が起きる可能性があると考えられます。

重要度 高

2. 米・8月 PCEデフレーターの発表(2026年9月30日 21:30)

一般的に意識されやすい影響: 米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレの目安として最も重視する個人消費支出(PCE)価格指数が発表されます。FRBが直前のFOMCで約3年ぶりの追加利上げを実施した背景もあり、インフレ指標の推移には一段と注目が集まっています。この数値が市場予想を上回るようであれば、年内のさらなる追加利上げへの懸念が高まり、米国の長期金利上昇を伴う「ドル高・株安」の圧力が強まる可能性があると考えられます。

重要度 中

3. 独・9月 IFO企業景況感指数の発表(2026年9月24日 17:00)

一般的に意識されやすい影響: 欧州最大の経済国であるドイツの企業景気動向を示す指標です。ユーロ圏の景気の底堅さを推し量る重要な材料であり、数値の良し悪しが欧州市場の株式センチメントやユーロの対ドル・対円でのボラティリティを刺激する可能性があります。世界的な景気後退リスクの有無を判断する上で、市場では主要なシグナルの一つとして注目されています。