【夕刊】2026-09-25 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
本日の東京市場サマリー
2026年9月25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、終値ベースで6万6000円台に乗せました。米国のAI・半導体関連株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、国内でも値がさのハイテク関連株を中心に買いが優勢となりました。また、週明けに控える中間配当の権利取りに向けた動きや、日米の長期金利高止まりを受けた銀行株への資金流入も、相場全体の押し上げ要因として意識された模様です。
日経平均の値動き
本日の日経平均株価の主要数値は以下の通りです。
| 項目 | 値(円) |
|---|---|
| 始値 | 65,639.617 |
| 高値 | 66,410.273 |
| 安値 | 65,639.617 |
| 終値 | 66,364.203 |
日経平均は前日比125.63円高の65,639.617円と小幅に寄り付いた後、前場から順調に上げ幅を拡大する展開となりました。米国市場での一部のハイテク株上昇を好気して、東京市場でも半導体関連の主力株が指数を牽引しました。後場も堅調な推移が続き、一時は前日比で900円近く上昇し、高値66,410.273円を記録する場面もありました。9月28日の月曜日に控える3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日を前に、権利取りを目的とした物色買いも観測され、市場を後押ししたと考えられます。
ドル円・金の動き
外国為替市場とコモディティ市場の主要数値は以下の通りです。
| 指標 | 始値 | 高値 | 安値 | 直近(現在値) |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/日本円(USD/JPY) | 158.778 | 158.856 | 157.488 | 157.738 |
| 金先物(COMEX・ドル建て) | 4,309.5 | 4,351.6 | 4,290.3 | 4,343.5 |
ドル円相場は、米景気の底堅さを示す指標や長期金利の上昇傾向を受け、一時158.856円までドル高・円安が進みました。しかし、日本政府による円安進行への懸念表明や、政府・日銀による為替介入への警戒感が市場で改めて強まると円を買い戻す動きが優勢となり、直近では157.738円付近まで押し戻される展開となっています。
ドル建ての金先物相場(COMEX)は、米長期金利の高止まりがドル建て資産の重荷として意識されやすい局面ですが、実需の買い等に支えられ、底堅い推移となりました。一時4,351.6ドルまで上昇する場面も見られ、直近では4,343.5ドル付近で推移しています。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
市場が今後意識しやすい重要な経済指標やイベントについて解説します。
重要度 高
1. 米国・9月雇用統計(2026年10月2日 21:30)
米国の景気動向やFRB(連邦準備制度理事会)の金融政策スタンスを測る上で、市場が最も重視する指標の一つです。
- 一般的に意識されやすい影響: 非農業部門雇用者数や失業率、平均時給の伸びが市場予想を上回る強い結果となった場合、労働市場の逼迫からインフレや金利上昇圧力が高まりやすく、ドル高(円安)や株式市場への重荷として意識される可能性があります。一方で、予想を下回る結果となれば、利下げ観測から米長期金利の低下や株価の支援材料になると考えられます。
重要度 高
2. 米国・8月個人消費支出(PCEデフレーター)(2026年9月30日 21:30)
FRBがインフレ判断の目安として重視するインフレ指標です。
- 一般的に意識されやすい影響: 特に変動の激しいエネルギーと食品を除いた「コアデフレーター」の伸びに注目が集まります。数値が市場予想を上振れした場合は、インフレ再燃の懸念から米国の金利上昇・ドル高要因になりやすく、予想を下回れば金利低下やドル安、株高を促す可能性があります。
重要度 中
3. 日銀・短観(9月調査)および金融政策決定会合「主な意見」公表(2026年10月1日 8:50)
国内においては、企業の景気マインドや先行きへの見通しを測る日銀短観が公表されます。あわせて、直近の決定会合における日銀審議委員らの「主な意見」も公開されます。
- 一般的に意識されやすい影響: 日本国内の追加利上げの時期やペースを探るための重要な手がかりとなります。企業の良好な景気判断や、決定会合におけるタカ派的な意見の多さが確認された場合、国内長期金利の上昇や為替市場における円高・ドル安要因として意識される可能性があります。
重要度 中
4. 米国・8月耐久財受注(2026年9月25日 21:30)
米国の製造業や設備投資の状況を測定する代表的な景気先行指標です。
- 一般的に意識されやすい影響: 指標が予想を上回り底堅い米景気を示す内容となった場合は、現在の高金利環境を支える材料と受け止められ、今晩の米長期金利の再上昇やドル買いを誘発する一因になり得ます。