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【夕刊】2026-09-30 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金

今日のポイント


本日の東京市場サマリー

30日の東京株式市場で、日経平均株価は3日ぶりに大幅反発しました。サウジアラビアのパイプライン復旧による原油高警戒の後退や、前日の配当権利落ちに伴う大幅下落後の自律反発を期待した押し目買いが優勢となりました。東証プライム市場では全33業種が上昇する全面高の展開となり、半導体関連株や非鉄金属、銀行業などを中心に幅広い銘柄で買い戻しが進みました。


日経平均の値動き

指標 2026-09-30(日本時間)
始値 66,128.594円
高値 66,946.141円
安値 66,014.477円
終値 66,753.719円
前日比 +1,272.449円 (+1.94%)

日経平均株価は前日比1,272.449円高(+1.94%)の66,753.719円と、大幅上昇で取引を終えました。朝方は、前日の権利落ち後に広がった売り一巡感や外部環境の改善から買いが先行し、66,128.594円で寄り付きました。中東情勢の緊迫化を巡る懸念緩和が好材料視され、取引時間中は終始堅調な値動きを見せました。午後には一時66,946.141円まで上値を伸ばすなど買い意欲の強さが示され、引けにかけても高値圏が維持されました。


ドル円・金の動き

外国為替市場のドル円は、直近で156.852円付近で推移し、前日比-0.509円(-0.32%)と緩やかな円高・ドル安方向の動きとなっています。前日に発表された米国の9月消費者信頼感指数や8月の求人件数が市場予想を下回ったことがドルの重石となった一方、米金利が高水準で推移していることから、下値も限定的なレンジにとどまっていると考えられます。

コモディティ市場の金先物(COMEX・ドル建て)は、直近で4,214.2ドルと、前日比+34.5ドル(+0.83%)の上昇を見せています。米経済指標の減速感から長期的な金利低下シナリオが再確認されたことや、インフレヘッジ、安全資産としての代替需要が意識され、底堅い推移につながっている可能性があります。


今後の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

重要度 高

1. 米8月個人消費支出(PCE)デフレーター(2026年9月30日 日本時間21:30)

米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ動向を判断する上で最も重視している指標の一つです。市場予想と比較してインフレの抑制傾向が強まれば早期の追加利下げ期待が後押しされ、為替市場でのドル売り(円高)や株式市場の支援材料になりやすいと考えられます。一方、強い数値となれば利下げペースの鈍化が意識され、米長期金利上昇を伴ってドル高・株安を招く可能性があります。なお、同時刻には米4-6月期GDP(確定値)も同時発表されます。

重要度 高

2. 7-9月期 日銀短観(2026年10月1日 日本時間08:50)

日本銀行が公表する、国内企業の景況感や投資意欲をまとめた重要調査です。大企業製造業の業況判断(DI)が改善を示すなど底堅い結果となれば、日銀の今後の追加利上げ判断を後押しする材料として意識される可能性があります。これは国債金利の上昇や円安の歯止め(円高圧力)になりやすい一方、日本企業の設備投資の勢いが好感されれば株式市場へのポジティブな影響も期待されます。

重要度 高

3. 米9月雇用統計(2026年10月2日 日本時間21:30)

米労働市場の現状を示す最も注目度の高い指標です。非農業部門雇用者数や失業率、平均時給の伸び率が市場予想を上回る場合は米国景気の底堅さが意識されて株高・ドル高になりやすく、逆に市場予想を大幅に下回る低調な結果となれば、景気減速への懸念からリスク回避の売りを促す可能性があるため注意が必要です。

重要度 低

4. 中国市場休場・国慶節(2026年10月1日〜10月7日)

中国の建国記念日に伴う「国慶節」の大型連休により、中国本土の株式市場が休場となります。アジア時間帯における実需の市場参加者や取引量が減少し、外国為替市場や一部コモディティ市場で流動性が低下しやすくなります。この期間に突発的なニュースやヘッドラインが出た場合、通常時よりも相場の乱高下(ボラティリティの上昇)が生じやすい点に留意されます。