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【朝刊】2026-10-03 米国市場まとめ|売買代金TOP5・ドル円・金

今日のポイント


昨夜の米国市場サマリー

2026年10月2日の米国株式市場は、主要指数がそろって上昇しました。S&P500は前日比+56.27(+0.73%)の7722.72、ナスダック総合指数は前日比+319.264(+1.19%)の27190.863で取引を終えています。

この日発表された9月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が+2.9万人にとどまり、市場予想を大幅に下回る「ネガティブサプライズ」となりました。しかし株式市場では、労働市場の減速によって連邦準備制度理事会(Fed)が10月会合での追加利上げを見送るとの観測が強まり、米長期金利が低下したことが支援材料となりました。これにより成長株を中心に買い戻しが強まり、指数を押し上げました。


米国株 売買代金TOP5

現地時間10月2日の米国市場における、S&P100構成銘柄の売買代金ランキングは以下の通りです。

順位 銘柄 株価 騰落率 売買代金
1 エヌビディア(NVDA) $233.95 +1.34% 約315億ドル
2 マイクロン・テクノロジー(MU) $1,074.89 -2.05% 約285億ドル
3 テスラ(TSLA) $370.59 +4.65% 約201億ドル
4 AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ) $633.91 +2.95% 約122億ドル
5 インテル(INTC) $119.33 -0.56% 約113億ドル

各銘柄の動向


ドル円・金の値動き

為替市場のUSD/JPY(ドル円)は、始値158.055円から米雇用統計の下振れ直後に急激なドル売り円買いが進行し、一時安値156.933円まで急落しました。その後、米長期金利の低下が落ち着いたことや、週末のポジション調整からドルを買い戻す動きも見られ、直近値では157.83円(前日比-0.097円、-0.06%)とほぼ前日並みの水準で取引を終えました。

一方、コメックス(COMEX)の金先物相場は、始値4204.6ドルから一時高値4259.0ドルまで急伸する局面がありました。これは、米雇用統計の軟化による金利低下で金保有の機会費用が低下したためですが、為替市場でドルが持ち直したことなどから引けにかけて失速し、終値は4172.1ドル(前日比-30.2ドル、-0.72%)と反落して引けました。


今後の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

個人投資家の皆様が意識しておきたい、日本時間ベースでの主要な経済予定やイベントスケジュールを重要度順にまとめました。

重要度 高

1. 米国の9月度消費者物価指数(CPI)発表(2026年10月14日 21:30)

物価高の推移を示す最重要指標の一つです。一般的に、CPIが市場予想を下回りインフレの収束傾向が確認できれば、金融緩和(利下げ)を進めやすくなり株式市場の支援材料になりやすいと考えられます。一方で上振れた場合は早期利下げ期待が後退し、金利上昇が成長株の重荷になる可能性があります。

重要度 高

2. 次回連邦公開市場委員会(FOMC)開催(2026年10月27日〜28日 ※現地時間)

米国の金融政策(政策金利)の決定会合です。今回の雇用統計が下振れたことで、市場では次回の会合での利上げ見送り(据え置き)の見方が大勢を占めています。一般的に、今後の利下げペースや経済見通しに関するFed高官の発言内容によって、為替相場(ドル高・ドル安の方向性)や世界的な株式市場の資金動向が左右される可能性があります。

重要度 中

3. テスラ(TSLA)2026年第3四半期(Q3)決算発表(2026年10月22日 朝)

好調な車両納車実績が示されたことを受け、実際の収益性やマージンがどのように推移したかに注目が集まります。一般的に、車両価格の引き下げによる採算の悪化などが確認された場合は失望売りを招く懸念がある一方で、自動運転(FSD)サブスクリプションや蓄電池事業などサービス部門の利益貢献が確認されれば、同社株やEVセクターへのセンチメント改善に繋がる可能性があります。

重要度 低

4. 「スポーツの日」に伴う東京株式市場休場(2026年10月12日 終日)

日本の国民の祝日に伴い、東京証券取引所は終日休場となります。一般的に、日本市場が休場の日でも米国など海外市場の取引は通常通り行われるため、休場期間中に発生した海外発のイベントや大幅な相場変動は、翌13日(火)の取引開始時にまとめて反映されやすくなります。週初めのポジション管理や急なボラティリティの上昇への備えが意識される局面です。