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【朝刊】2026-10-08 米国市場まとめ|売買代金TOP5・ドル円・金

今日のポイント


昨夜の米国市場サマリー

昨夜の米国株式市場は、利益確定の動きが優勢となり、前日の最高値付近から押し戻される展開となりました。S&P500は前日比0.22%安の7801.77、ナスダック総合指数も前日比0.22%安の27538.691と小幅に下落して取引を終えています。

米10年債利回りが一時5.36%近くまで急上昇した局面では、株価の下押し圧力となりましたが、その後に実施された10年国債入札の結果を受けて利回りがやや落ち着きを取り戻したことで、株価指数の下値は限定的でした。しかし、9月FOMC議事要旨において、参加者がインフレの行方次第で年内にもう一度の利上げを行うことが適切であると考えている状況が示され、投資家の間で慎重姿勢が維持されたと考えられます。


米国株 売買代金TOP5

順位 銘柄 株価 騰落率 売買代金
1 マイクロン・テクノロジー(MU) $1,088.00 +4.06% 約329億ドル
2 エヌビディア(NVDA) $237.47 -0.74% 約192億ドル
3 AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ) $645.86 -0.55% 約119億ドル
4 アップル(AAPL) $336.67 +0.91% 約112億ドル
5 テスラ(TSLA) $377.81 -0.75% 約96億ドル

各銘柄の動向


ドル円・金の値動き

ドル円

ドル円(USD/JPY)は始値158.04円から一時高値158.068円、安値157.966円をつけ、直近では157.981円(前日比-0.315円、-0.2%)で推移しています。米国のインフレ懸念に伴う金利高騰を背景にドルが下支えされる一方で、日米の金利差の縮小や為替介入警戒などをにらみ、動意が薄く狭いレンジでの推移にとどまりました。

金先物

ニューヨーク金先物相場(COMEX・ドル建て)は、始値4139.9ドルから高値4140.8ドル、安値4131.1ドルをつけ、終値は前日比-55.9ドル(-1.34%)の4131.2ドルと反落しました。米長期金利が上昇したことで、金利を生まない資産である金の魅力が相対的に低下したことや、ドル建てとしての価格調整が意識されたと考えられます。


今後の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

今後の市場動向に影響を及ぼし得る主要な予定を重要度順にまとめました。

重要度 高

1. 米国 9月消費者物価指数(CPI)(日本時間 2026年10月14日 21:30)

米労働省より9月の消費者物価指数(CPI)が公表されます。

  • 市場への影響:物価動向を反映する最重要の経済指標であり、インフレの高止まりが確認されればFRBによる年内の追加利上げへの警戒感から金利上昇や株価の重しになりやすいと考えられます。一方で、市場予想を下回りインフレ鈍化傾向が示された場合には、引き締め長期化懸念が後退し、株式などのリスク資産にプラスに働きやすくなる可能性があります。

重要度 中

2. 米国 新規失業保険申請件数(日本時間 2026年10月8日 21:30)

週次での米国における失業保険申請状況が公表されます。

  • 市場への影響:労働市場の最新状況をリアルタイムに近い形で示す指標として機能します。申請件数の減少が続けば労働市場の底堅さから利上げの選択肢を支えやすくなり、逆に想定以上の増加は雇用環境の軟化と受け止められ、将来の利下げ開始への期待が醸成されやすいと意識されます。

重要度 中

3. 米国 主要企業 第3四半期決算発表(日本時間 2026年10月21日など)

テスラなどの主要ハイテク企業が第3四半期決算の発表を予定しています。

  • 市場への影響:決算内容における実績値そのものに加え、先行きの業績ガイダンスや各事業の進捗状況(特にテスラにおいてはロボタクシーや自動運転技術「FSD」の商業化進捗など)が、個別株やひいては米株式市場全体のモメンタムを方向付ける要因として強く意識される可能性があります。