【夕刊】2026-10-20 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
今日のポイント
- 日経平均株価が大幅反落(-841.277円 / -1.3%):20日の東京市場で日経平均株価は前日比-841.277円(-1.3%)の6万4075.422円となり、大幅な下落となりました。
- 利益確定売りと高値警戒感が重しに:前日の米株式市場で明確な方向感が出なかったことや、直近の上昇に対する高値警戒感からポジション調整の売りが優勢になったと考えられます。
- 今後の米国住宅指標や国内貿易統計の確認が必要:今晩発表される米国の住宅着工件数や、明日発表される日本の貿易統計など、国内外の経済動向を左右する指標の確認が期待されます。
本日の東京市場サマリー
20日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比で800円を超える下げ幅を記録しました。前日の米国市場で主要3指数がまちまちの展開となり、相場のけん引役に乏しかったことに加え、高値圏での利益確定売りや先行きを見極めたいとする売買が交錯しました。外国為替市場ではドル円が158円台前半で推移し底堅い動きを見せたものの、株式市場の支えとしては限定的となり、広い範囲でリスク回避の売りが広がりました。
日経平均の値動き
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 64755.488 |
| 高値 | 64822.219 |
| 安値 | 63807.148 |
| 終値 | 64075.422 |
| 前日比 | -841.277(-1.3%) |
本日の日経平均株価は始値6万4755.488円で取引を開始しました。寄り付き直後に高値6万4822.219円をつける場面が見られたものの、買いが一巡した後は下落傾向を強める展開となりました。午後の取引では安値6万3807.148円まで押し込まれる場面もあり、最終的に前日比-841.277円(-1.3%)の6万4075.422円で大引けとなりました。短期的な過熱感に対する警戒感や、今週相次ぐ主要指標の発表を前にいったん持ち高を縮小する動きが強まったものと推測されます。
ドル円・金の動き
外国為替(USD/JPY)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 158.444 |
| 高値 | 158.604 |
| 安値 | 158.053 |
| 直近 | 158.13 |
| 前日比 | +0.324(+0.21%) |
金先物(COMEX・ドル建て)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 4162.4 |
| 高値 | 4166.3 |
| 安値 | 4134.5 |
| 直近 | 4151 |
| 前日比 | -9.1(-0.22%) |
外国為替市場のドル円は始値158.444円から一時高値158.604円まで上昇し、直近値は158.13円と前日比+0.324円(+0.21%)で推移しています。日米の金利差を背景としたドル買い・円売り圧力が一定の支えになっていると見られます。一方、COMEX金先物(ドル建て)は直近値が4151ドルと、前日比-9.1ドル(-0.22%)の下落となりました。ドルがしっかりとした推移を見せるなか、利益確定目的の売りに押される場面があったと考えられます。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 日本 9月全国消費者物価指数(CPI)(2026年10月23日 08:30)
23日の朝方に日本の9月全国消費者物価指数(CPI)が発表される予定です。 一般的に意識されやすい影響: インフレ動向は日本銀行の金融政策決定に直接的な影響を与えるため、市場の関心が非常に高い指標です。予想を上回るインフレ圧力が確認された場合、早期の追加利上げ観測が高まり、為替市場での円高進行や国内長期金利の上昇、株価の調整につながる可能性があります。
重要度 高
2. 米国 9月住宅着工件数(2026年10月20日 21:30)
今晩21時30分に米国の9月住宅着工件数および建設許可件数が公表されます。 一般的に意識されやすい影響: 住宅市場のデータは米国景気の基調や金利負担の影響を色濃く反映します。強めの数値が出た場合は米国経済の堅調さを示す材料としてドル高や米国株の支援要因になりやすい一方、弱めの数値となった場合は金利低下観測を通じてドル安要因として意識される可能性があります。
重要度 中
3. 日本 9月貿易統計(通関ベース)(2026年10月21日 08:50)
21日の朝方に財務省より日本の9月貿易統計(通関ベース)が公表される予定です。 一般的に意識されやすい影響: 輸出入のバランスは日本企業の業績感や実需に基づく為替の需給動向を映し出します。輸出の拡大や貿易収支の改善が見られれば国内企業業績への安心感につながる一方、赤字幅の拡大などは実需の円売り材料として意識される場合があります。
重要度 中
4. 英国 9月消費者物価指数(CPI)(2026年10月21日 15:00)
21日の夕刻に英国の9月消費者物価指数(CPI)が発表されます。 一般的に意識されやすい影響: 英国をはじめとする主要国の物価指標は、イングランド銀行など欧州中央銀行の政策方針を見極める手がかりとなります。グローバルな金利見通しや為替市場全体のボラティリティに影響を及ぼす可能性があるため注視されます。