【朝刊】2026-10-22 米国市場まとめ|売買代金TOP5・ドル円・金
今日のポイント
- ナスダック総合指数が前日比+278.037ポイント(+1.05%)の26702.857、S&P500指数が前日比+44.6ポイント(+0.58%)の7757.17とともに上昇しました。
- エヌビディアやマイクロン・テクノロジーをはじめとするAI・半導体関連銘柄がイベントやウェビナーでの技術発表を材料に買われ、市場全体の上昇を牽引したと考えられます。
- 次に確かめるとよい指標として、本日日本時間21時30分に発表予定の米・新規失業保険申請件数や、来週先にあるFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けた金融政策の動向が挙げられます。
昨夜の米国市場サマリー
2026年10月21日の米国株式市場は、主要指数が揃って買われる展開となりました。S&P500は前日比+44.6ポイント(+0.58%)の7757.17、ナスダック総合は前日比+278.037ポイント(+1.05%)の26702.857で取引を終えました。半導体やAI(人工知能)関連のメガキャップ株を中心に買い注文が集まり、市場のセンチメントを押し上げました。
米国株 売買代金TOP5
| 順位 | 銘柄 | 株価 | 騰落率 | 売買代金 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | エヌビディア(NVDA) | $221.97 | +2.54% | 約191億ドル |
| 2 | マイクロン・テクノロジー(MU) | $913.67 | +1.96% | 約189億ドル |
| 3 | メタ・プラットフォームズ(META) | $697.52 | +0.47% | 約185億ドル |
| 4 | テスラ(TSLA) | $386.47 | +3.41% | 約173億ドル |
| 5 | アップル(AAPL) | $343.99 | +1.32% | 約122億ドル |
- エヌビディア(NVDA):ドイツ・ベルリンで開催された「GTC Berlin」で、ジェンスン・フアンCEOが基調講演を行い、AIインフラの拡張に向けたサプライチェーン計画などを提示したことが材料視されました。
- マイクロン・テクノロジー(MU):同日に開催した技術ウェビナーにおいて、DRAMや高帯域幅メモリー(HBM)、NANDに関する技術ロードマップを説明し、AI需要拡大に伴う業績期待から買いが集まりました。
- メタ・プラットフォームズ(META):ハイテク株全体の底堅い動きに沿う形で買われ、堅調に推移しました。
- テスラ(TSLA):取引終了後に予定されていた第3四半期決算発表を控え、事前の期待感から買われる展開となりました。
- アップル(AAPL):10月28日に新製品発表イベント「Pro and tell」を開催予定であることが意識され、終値ベースでの高値を更新しました。
ドル円・金の値動き
- USD/JPY(ドル円):始値158.087円、高値158.15円、安値158.058円、直近158.147円となり、前日比-0.121円(-0.08%)と小幅な変動にとどまり横ばい圏で推移しました。
- 金先物(COMEX・ドル建て):始値4159ドル、高値4164.3ドル、安値4153.3ドル、終値4153.9ドルとなり、前日比+11.3ドル(+0.27%)で小幅に続伸しました。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 米・新規失業保険申請件数(2026年10月22日 21:30 JST)
週次で公表される米国の雇用指標であり、労働市場の最新動向を測る材料となります。申請件数が市場予想を下回れば労働市場の堅調さが意識され金利上昇やドル高の要因となりやすく、予想を上回った場合は景気減速への警戒感から金利低下やドル安の傾向が意識される可能性があります。
重要度 高
2. 米・FOMC政策金利発表(2026年10月29日 3:00 JST)
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定会合の結果が公表されます。政策金利の見通しやパウエル議長の記者会見での発言は、株式・為替・債券市場全体のトレンドに大きな影響を与える重要イベントとして注目されています。
重要度 中
3. 米・9月景気先行指数(2026年10月22日 23:00 JST)
今後の景気動向を予測するために複数の経済指標を合成した指標です。景気拡大の持続性や減速リスクを推し量るうえで、投資家の判断材料として意識される可能性があります。
重要度 中
4. 米・主要IT大手の決算発表(2026年10月28日〜29日 JST)
アルファベットやアマゾン・ドット・コムをはじめとする主要ハイテク企業の第3四半期決算が予定されています。AI投資の実効性や収益構造の確認を通じて、ハイテク株全体のセンチメントを左右する要因となると見込まれます。