【夕刊】2026-10-23 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
今日のポイント
- 日経平均株価は前日比-214.68円(-0.34%)の6万2,693円16銭と反落し、ドル円(USD/JPY)も前日比-1.068円(-0.68%)の157.064円近辺へと下落しました。
- 前日の米国市場でハイテク関連銘柄が下落した流れを受け、東京市場でも大型株を中心に売りが先行したほか、為替のドル安・円高の進行が株式市場の重しとなったと考えられます。
- 今晩発表予定の米10月PMI(購買担当者景気指数)速報値や、来週後半に控える米FOMC(連邦公開市場委員会)および日銀金融政策決定会合の結果に注目が集まります。
本日の東京市場サマリー
2026年10月23日の東京株式市場で、日経平均株価は反落して取引を終えました。前日の米国市場で半導体やIT関連の銘柄を中心に売られた流れを引き継ぎ、東京市場でも主力株に利益確定売りが広がりました。また、為替市場でドル円が一時156円台まで押し戻されるなどドル安・円高方向へ振れたことも、輸出関連株の重荷として意識された模様です。
日経平均の値動き
| 項目 | 値(円) |
|---|---|
| 始値 | 62,667.051 |
| 高値 | 62,786.891 |
| 安値 | 61,462.609 |
| 終値 | 62,693.160 |
| 前日比 | -214.68(-0.34%) |
本日の日経平均株価は、前日比-214.68円(-0.34%)の6万2,693円16銭で大引けを迎えました。寄り付き直後に安値6万1,462.609円まで下げ幅を広げる場面が見られましたが、節目の水準では押し目買いの動きも入り、午後は徐々に下値を切り上げる展開となりました。前日の米ハイテク株安による警戒感が残る一方で、下値を叩く追随売りは限られ、主要イベントを前に様子見姿勢の強まりも感じられる値動きとなりました。
ドル円・金の動き
| 銘柄 / 通貨ペア | 直近値(現在値) | 前日比 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 157.064 | -1.068(-0.68%) |
| COMEX 金先物(ドル建て) | 4,029.8 | -30.60(-0.75%) |
ドル円(USD/JPY)は前日比-1.068円(-0.68%)の157.064円近辺で推移しています。一時は安値156.072円まで下げ幅を拡大する場面があり、米国の長期金利低下や来週の中銀会合に向けたポジショニングの調整から、ドルを売り円を買い戻す動きが強まったと見られます。
COMEXドル建て金先物は、前日比-30.60ドル(-0.75%)の4,029.8ドルで取引されています。安値4,000.9ドルまで軟化する局面が見られ、直近の上昇に対する利益確定売りや過熱感の緩和を目的とした調整売りが優勢となった可能性があります。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 米FOMC(連邦公開市場委員会)(2026年10月29日 03:00)
米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が金融政策決定会合(FOMC)を開催し、日本時間29日未明に政策金利を発表します。政策金利の変更有無に加え、声明文やパウエルFRB議長の記者会見で示される今後の利下げペースに関する視点が焦点となります。一般論として、追加利上げや高い金利水準の維持が強調された場合はドル買い・株安要因となりやすく、利下げに前向きな姿勢が強まればドル売り・株買いの反応につながる可能性があります。
重要度 高
2. 日銀金融政策決定会合・展望レポート公表(2026年10月30日 11:30〜13:00頃)
日本銀行が金融政策決定会合を開き、終了後に政策金利の決定結果および四半期に一度の「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」を発表します。追加利上げの判断や、物価目標の実現性に向けた議論が注目されます。一般的に、政策金利の据え置きやハト派的な姿勢が示された場合は円売り・株買いが意識されやすく、追加利上げやタカ派的な姿勢が示された場合は円高・株安の変動を招く可能性があると考えられます。
重要度 中
3. 米10月PMI(購買担当者景気指数・速報値)(2026年10月23日 22:45)
S&Pグローバルが発表する10月の米国製造業およびサービス業のPMI速報値です。好不況の節目とされる50を維持できるかが確認ポイントとなります。一般的に、市場予想を上回る強い結果は米景気の堅調さを示してドル買い・米金利上昇要因になりやすく、予想を下回る場合は景気減速懸念からドル売り・株価の重しとなる動きが意識されます。