【夕刊】2026-10-26 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
今日のポイント
- 日経平均株価が大きく反落:本日の日経平均株価は前日比-503.512円(-0.8%)の62189.648円となり、節目の水準を前に大きく値を下げました。
- 背景と重要性:今週予定されている日米の中央銀行会合(米FOMCや日銀金融政策決定会合)を目前に控え、相場の不透明感から持ち高を調整する動きや利益確定売りが優勢になったと考えられます。
- 次に確認すべき指標・イベント:今晩から明日にかけて発表される米国の主要経済指標や、10月27日〜28日に開催される米FOMCでの金融政策判断が市場の方向性を占ううえで注視されています。
本日の東京市場サマリー
2026年10月26日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比503.512円安の62189.648円と反落して取引を終えました。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合など主要国の中央銀行イベントが集中する「中央銀行ウイーク」にあたり、手控えムードや利益確定目的の売りが先行した模様です。外国為替市場ではドル円が157円台前半で底堅く推移したものの、株式市場での持ち高調整の動きを押し戻すには至りませんでした。
日経平均の値動き
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 62449.961 |
| 高値 | 62902.949 |
| 安値 | 62094.34 |
| 終値 | 62189.648 |
| 前日比 | -503.512(-0.8%) |
本日の日経平均株価は、前日終値近辺の62449.961円で始動した後、取引序盤には62902.949円まで買われる場面がありました。しかし、買い一巡後は今週控える主要な金融イベントや企業決算の本格化を警戒した売りに押され、一時安値62094.34円まで下げ幅を広げました。終値は前日比-503.512円(-0.8%)の62189.648円となり、直近の上昇に対する持ち高調整が意識される展開となっています。
ドル円・金の動き
USD/JPY(2026-10-26)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 156.962 |
| 高値 | 157.221 |
| 安値 | 156.645 |
| 直近 | 157.011 |
| 前日比 | +0.517(+0.33%) |
外国為替市場のドル円は、始値156.962円から高値157.221円、安値156.645円の範囲で取引され、直近値は157.011円(前日比+0.517、+0.33%)となりました。米国の利下げペースや日米の金利差に対する関心が続く中、押し目買いが支えとなり足元ではドル高・円安傾向が維持されています。
金先物(COMEX・ドル建て、2026-10-26)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 4012.2 |
| 高値 | 4032.9 |
| 安値 | 3990.9 |
| 直近 | 4021.2 |
| 前日比 | +13.3(+0.33%) |
COMEX金先物(ドル建て)は、始値4012.2ドルから一時3990.9ドルまで下落したものの、高値4032.9ドルまで買い戻され、直近値は4021.2ドル(前日比+13.3、+0.33%)で推移しています。主要国の中央銀行会合を前にしたリスクヘッジの動きや地政学的な要因などが、金価格の下値を支える材料として意識されていると考えられます。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 米FOMC政策金利発表・パウエル議長記者会見(10月29日 03:00 JST / 現地時間28日 14:00)
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表およびパウエルFRB議長の記者会見が予定されています。政策金利の決定内容や今後の金融政策の見通しは、米国の金利動向やドル相場、世界的な株式市場のリスク許容度に広範な影響を与える可能性があるため、最も注目度の高いイベントの一つとして意識されています。
重要度 高
2. 日銀金融政策決定会合・展望レポート公表(10月30日 12:00頃 JST)
日本銀行による金融政策決定会合の結果発表および「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」の公表が行われます。追加利上げの時期や物価見通しの改定に関する示唆が含まれているかが注視されており、国内の長期金利や為替(円相場)、銀行株をはじめとする日本株全般の動向に直接的な影響を及ぼしやすいと考えられます。
重要度 中
3. 米・9月耐久財受注&10月コンファレンスボード消費者信頼感指数(10月27日 21:30 / 23:00 JST)
米国の9月耐久財受注(速報値)および10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表されます。企業の設備投資意欲や個人消費のマインドを示すこれらの指標は、米国経済の減速リスクやインフレ圧力を評価するうえで材料視されやすく、発表直後の為替や米株先物の値動きに影響する可能性があります。
重要度 中
4. 米・7-9月期GDP速報値&PCEデフレーター発表(10月29日 21:30 JST)
米国における第3四半期(7-9月期)の実質GDP速報値およびPCE(個人消費支出)物価指数が発表されます。米国経済の成長力とインフレ動向を同時に確認できる重要な経済指標であり、FRBの今後の政策スタンスを占ううえで市場参加者の関心を集めやすいと評価されています。