【夕刊】2026-10-28 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
今日のポイント
- 本日の日経平均株価は終値で63,954.191円となり、前日比+685.82円(+1.08%)と大幅に続伸しました。
- 米国株式市場の上昇傾向や外国為替市場でのドル高・円安の進行が買い安心感につながり、主要イベントを直前に控えながらも好業績期待などが相場を下支えしたと考えられます。
- 今晩から明朝にかけて発表される米FOMC(連邦公開市場委員会)の声明や、明日29日から開催される日銀金融政策決定会合の発表内容を確かめることが大切です。
本日の東京市場サマリー
2026年10月28日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比で600円を超える大幅高となりました。海外市場での堅調な地合いを引き継ぎ、朝方から幅広い銘柄で買いが先行する展開となりました。為替市場で1ドル=157円台後半へと円安傾向が維持されたことも輸出関連セクター等の支えとなり、決算発表本格化を背景とした買いも意識されています。
日経平均の値動き
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 63738.98 |
| 高値 | 64308.711 |
| 安値 | 63660.301 |
| 終値 | 63954.191 |
| 前日比 | +685.82(+1.08%) |
本日の日経平均株価は始値63,738.98円で寄り付いた後、順調に上げ幅を広げ、取引時間中には高値64,308.711円まで買われる場面が見られました。安値も63,660.301円にとどまり、終値は前日比+685.82円(+1.08%)の63,954.191円で取引を終えています。日米の中央銀行による金融政策イベントを間近に控えるなかでも、押し目買いや買い戻しの動きが活発化したと捉えられます。
ドル円・金の動き
USD/JPY(現在値、2026-10-28)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 157.912 |
| 高値 | 158.043 |
| 安値 | 157.745 |
| 直近 | 157.93 |
| 前日比 | +0.402(+0.26%) |
金先物(COMEX・ドル建て、2026-10-28)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 始値 | 4073.6 |
| 高値 | 4084.1 |
| 安値 | 4041.1 |
| 直近 | 4042.9 |
| 前日比 | -31.7(-0.78%) |
外国為替市場のUSD/JPYは直近157.93円となり、前日比+0.402円(+0.26%)とややドル高・円安水準で推移しました。日米の金利差や米金融政策への関心が引き続き底固さを提示しているとみられます。 一方でドル建ての金先物(COMEX)は直近4,042.9ドルと前日比-31.7ドル(-0.78%)と下落しました。ドル相場の引き締まった展開やリスク資産への資金分散に伴い、金市場への短期的買い買いが小休止した可能性があります。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 米FOMC政策金利発表(2026年10月29日 03:00)
米国現地時間28日午後(日本時間29日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策結果が公表されます。政策金利の決定とともに、その後の記者会見で示される今後の利下げペースや物価・雇用見通しに関する発言内容が注目されます。FRBの金融姿勢次第で、日米金利差を通じたドル円相場や世界的な株式市場全体に大きな変動をもたらす可能性があります。
重要度 高
2. 日銀金融政策決定会合(2026年10月29日〜30日/結果発表は30日昼頃)
日本銀行は10月29日から2日間の日程で金融政策決定会合を開催し、30日昼頃に政策金利の変更有無や「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」を発表します。追加利上げのタイミングや今後の金融引き締め路線に対するスタンスが示されれば、国内の長期金利や為替相場、銀行株をはじめとする個別セクターの動向に直接的な影響を与えることが意識されます。
重要度 高
3. 米7-9月期GDP速報値(2026年10月29日 21:30)
米国現地時間29日朝(日本時間29日21時30分)に、米国の7-9月期実質GDP(国内総生産)速報値が発表されます。米景気の力強さや減速の度合いを評価するうえで極めて重要な指標であり、市場予想から振れる場合にはソフトランディング期待の強弱を通じてドル高・ドル安の双方に揺れ動くきっかけとなる可能性があります。
重要度 中
4. 米9月個人消費支出(PCE)価格指数(2026年10月29日 21:30)
GDPの発表に合わせて、FRBがインフレ指標として重視する9月の個人消費支出(PCE)デフレーターも公表される予定です。コア指数の前年比伸び率などが市場予想を下回るか上回るかによって、今後のFRBの物価制御見通しに対する見解が変化し、市場の金利動向に反映されやすいと考えられます。