【夕刊】2026-10-29 東京市場まとめ|日経平均・ドル円・金
今日のポイント
- 本日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日比+705.277円(+1.1%)の6万4659.469円で取引を終えました。
- 前日の欧米市場での株価堅調な推移を受け、ハイテク銘柄や主力株を中心に幅広い買い戻しが入ったほか、主要企業の決算発表本格化を控え好業績期待が意識されたことが指数の上昇を支えたと考えられます。
- 今後の動向を見極める上では、日本時間今晩発表の米7-9月期GDP速報値・PCEデフレーターや、明日30日に控える日銀金融政策決定会合の結果公表が重要な確認ポイントとなります。
本日の東京市場サマリー
29日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比で700円を超える大幅な上昇となりました。海外市場での株高の流れを引き継いで朝方から買いが先行し、取引時間中も終始堅調な値動きを維持しました。今晩の米国主要経済指標や明日の日銀金融政策決定会合など、日米の重要イベントを直前に控えつつも、押し目買いの動きが優勢な一日となりました。
日経平均の値動き
| 項目 | 価格 / 変動 |
|---|---|
| 始値 | 64,126.25円 |
| 高値 | 64,831.289円 |
| 安値 | 63,749.199円 |
| 終値 | 64,659.469円 |
| 前日比 | +705.277円(+1.1%) |
29日の日経平均株価は前日比+705.277円(+1.1%)と、大幅に反発して取引を終えました。始値6万4126.25円で寄り付いた後、前日の欧米株高を好感した買いが優勢となり、高値では6万8000円台に迫る6万4831.289円まで上昇する場面がありました。安値も6万3749.199円にとどまり、買い意欲の強さがうかがえる展開となっています。
ドル円・金の動き
| 銘柄 / 指標 | 始値 | 高値 | 安値 | 直近値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY(円) | 157.788 | 158.069 | 157.597 | 157.822 | -0.171(-0.11%) |
| 金先物(ドル/オンス) | 4,081.4 | 4,081.7 | 4,033.4 | 4,041.4 | -10.2(-0.25%) |
外国為替市場のドル円相場は、直近値で157.822円となり、前日比-0.171円(-0.11%)の小幅なドル安・円高で推移しています。明日の日銀会合の結果発表を目前に、市場では様子見姿勢からポジション調整の動きが中心になったとみられます。 また、COMEXのドル建て金先物は直近値が4,041.4ドルとなり、前日比-10.2ドル(-0.25%)で推移しています。今晩の米経済指標の発表を控え、米金利の動向を確認したいとの思惑から小幅な調整売りに押される形となりました。
今後の注目ニュース
重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考
重要度 高
1. 米・7-9月期実質GDP速報値&9月PCEデフレーター(2026年10月29日 21:30 JST[現地時間29日 08:30 ET])
日本時間29日21:30に、米国の第3四半期(7-9月期)GDP速報値および9月の個人消費支出(PCE)デフレーターが同時発表されます。米国の景気減速の有無や、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ目標として重視するPCEデフレーターの伸び率が焦点です。予想から乖離する結果となった場合、米金利見通しの変化を通じてドル円相場や米国株式市場、ひいては明日の東京市場へ大きな値動きをもたらす可能性があります。
重要度 高
2. 日銀・金融政策決定会合の結果発表および展望レポート公表(2026年10月30日 時間未定[例年昼頃])
10月29日・30日の2日間にわたって開催されている日銀の金融政策決定会合が明日終了し、政策金利の発表および「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」が公表されます。政策金利の据え置き・引き上げ判断や物価見通しの修正改定、午後に予定される植田和男総裁の記者会見での発言内容に注目が集まります。追加利上げのペースや時期に関するヒントが示されれば、為替市場や地銀株をはじめとする国内株式全般の値動きに直接的な影響を与えることが予想されます。
重要度 中
3. 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表(2026年10月29日 21:15 JST[現地時間29日 13:15 CET])
欧州中央銀行(ECB)が日本時間29日21:15に最新の金融政策を発表します。ユーロ圏の景気動向やインフレ率を踏まえ、ECBがどのような金利方針を示すかが意識されます。欧州の金利判断はユーロや米ドルの為替バランスに波及するため、グローバルな為替市場や投資家のリスク許容度に影響しやすい材料として捉えられています。
重要度 中
4. 日本・9月失業率・有効求人倍率および鉱工業生産速報(2026年10月30日 08:30/08:50 JST)
明日30日の朝方、日本国内の雇用状況を示す9月失業率・有効求人倍率(8:30)や、製造業の動向を示す9月鉱工業生産速報(8:50)が公表されます。国内景気の強さや賃金・雇用環境の安定度を確認する手がかりとなり、日銀の今後の政策判断を補強する経済指標として意識される見通しです。