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【朝刊】2026-10-29 米国市場まとめ|売買代金TOP5・ドル円・金

今日のポイント

昨夜の米国市場サマリー

28日の米国株式市場は、S&P500が前日比+21.38(+0.28%)の7743.98、ナスダック総合が前日比+72.041(+0.27%)の26549.852となり、ともに小幅に続伸しました。

好決算を発表した海外の競合他社を背景にメモリ半導体大手に買いが広がったことが指数を押し上げたものの、大型IT企業の決算発表や重要経済指標の発表を直前に控え、高値圏でのポジション調整の売り買いも錯綜しました。市場全体としては限定的な値幅での推移となっています。

米国株 売買代金TOP5

順位 銘柄 株価 騰落率 売買代金
1 マイクロン・テクノロジー(MU) $983.23 +5.86% 約296億ドル
2 メタ・プラットフォームズ(META) $612.49 -1.24% 約211億ドル
3 エヌビディア(NVDA) $215.38 -1.17% 約197億ドル
4 アルファベット(グーグル)(GOOGL) $324.89 +1.34% 約175億ドル
5 テスラ(TSLA) $404.22 -0.80% 約142億ドル

各銘柄の動き

  1. マイクロン・テクノロジー(MU) 同業の韓国SKハイニックスが発表した好決算や「メモリ不足が2030年まで続く可能性がある」との強気な業界見通しを受けてメモリ需要への期待が再高まり、株価は5.86%の大幅高となりました。

  2. メタ・プラットフォームズ(META) 大規模なAIインフラ投資に伴う費用負担や資本調達計画に関する警戒感が意識され、売買代金を集めつつも1.24%安と軟調な展開となりました。

  3. エヌビディア(NVDA) AI半導体市場での高い需要期待は継続しているものの、主要取引先の決算通過待ちや直近高値からの持ち高調整の売りに押され、1.17%安となりました。

  4. アルファベット(グーグル)(GOOGL) 決算発表を控えるなか、クラウド事業やAI分野の成長に対する根強い期待感から買いが先行し、1.34%高となりました。

  5. テスラ(TSLA) 決算発表通過後の利益確定売りや自動車市場・金利動向に対する見方が交錯し、0.80%安となりました。

ドル円・金の値動き

今後の注目ニュース

重要度の目安:●●● 相場全体●●○ 一部の市場●○○ 参考

重要度 高

1. 米7-9月期GDP速報値&9月PCEデフレーター(10月29日 21:30)

米国経済の景気動向を示す「7-9月期GDP(国内総生産)速報値」と、FRBがインフレ指標として重視する「9月PCE(個人消費支出)デフレーター」が同時に発表されます。

一般的な市場への影響: 実質GDPの強い伸びやインフレ指数の上昇が確認された場合、FRBによる金融引き締め姿勢の長期化観測から米長期金利やドルが上昇しやすいと考えられます。逆にインフレ鈍化が示された場合は、利下げ期待の高まりから株式市場の支えとなる可能性があります。

重要度 高

2. ECB(欧州中央銀行)政策金利発表(10月29日 22:15)

ECBが最新の政策金利を発表し、その後にラガルド総裁の記者会見(日本時間22:45〜)が行われます。

一般的な市場への影響: 欧州の景気懸念とインフレ抑制の双方を踏まえた金融政策の舵取りが注目されます。ECBのスタンス次第でユーロ安・ユーロ高の動きが生じ、主要通貨であるドルや円の為替相場、グローバルな債券市場へ波及する可能性があります。

重要度 高

3. 日銀金融政策決定会合・展望レポート発表(10月30日 昼頃 / 15:30総裁会見)

日本銀行が金融政策決定会合を開催し、政策金利の決定とともに経済・物価情勢の展望(展望レポート)を公表します。15:30からは植田和男総裁の記者会見が予定されています。

一般的な市場への影響: 追加利上げに対する姿勢や物価見通しの改定内容が最大の焦点となります。日銀が追加利上げに前向きな姿勢を示した場合は円高・日本株の変動要因となりやすく、慎重姿勢を崩さない場合は円安方向への押し上げ圧力が意識されると考えられます。